宇治とポンポン山

コロナヒステリーにより、地元の自治体に汚物扱いをされた結果、友人の結婚式への参加を断られたのだけれど、そもそも我々凡夫はブッダがいみじくも看破しているように汚物のつまった皮袋であるため、汚物扱いされたこと自体はまじでオーケーで、私は全くもって気にしていない。

結婚式で空費する予定であった時間とお金がコロナヒステリーによって還元されたため、それらを別の活動をもってして空費しなくてはならない。だってライフ・ゴーズ・オンだからね。

まずは京都観光として宇治に行くことにした。

京都に住み始めてうんざりしたのはその観光客の多さで、どこに行くにしてもアッパーなテンションの観光客だらけで、人混みが苦手な私は京都を観光する気がまったく起きず、よって私は基本的にアパートと労働現場とGS(業務スーパー)の三角域内をグルグルとめぐる日々だったのだけれど、コロナヒステリーにより異邦人・邦人共に阿鼻叫喚し、自宅内でパスタを食べるだけという時間の使い方を選択したことから、結果的に観光客が激減し、街を練り歩きやすくなった。

がらんどうの鉄箱に揺られて宇治に到着し、とりあえず平等院に行くことにした。

おそらくコロナヒステリー禍でなければ、平等院周辺は間違いなく凡夫でごった返しているのであろうが、私が行った時は全くもって混み合っておらず、宇治の街を悠々と散策することができた。

平等院鳳凰堂からは、ほーん、という印象しか受けなかった。

宇治茶は飲まなかった。

河鵜が可愛かった。

帰りは京都駅周辺の好きなラーメン屋で腹を満たした。

私はこのラーメン屋が好きで3月に初めて訪れて、それ以降も無性に食べたくなって何度か食べに行っていたのだけれど、コロナヒステリーの影響かしらん、当該ラーメン屋は5月中旬に閉店するという。

コロナヒステリーには良い面も悪い面もあるようである。

次の日は地元から京都へ移動するための日として有給休暇を取得していたのだけれど、コロナヒステリーにより予定が番狂ったため、当該がらんどうな日はポンポン山で過ごすことにした。

ポンポン山というのは大阪京都間にある700メートルくらいの良い感じの山で、労働現場を共有している同僚が教えてくれた。

高槻でおにぎりやコロッケやチョコレートや団子を調達し、そこからバスで登山口まで移動し、そこからズンズンと歩いて行く。

やはり自然の中を一人で黙々と歩くのは至極気持ちがいい。

コロナヒステリーの影響もあるのだろうが、登山道や途中途中の寺に人はほとんどおらず実に贅沢な時間であった。

無事に最終バスにも間に合うことができ、完璧であった。

ヒステリーを起こさなければ、何事も楽勝で楽しむことができる。

んじゃあ、どうすればヒステリーを起こさないで済むのか。

思考をフル回転させるのか、あるいは思考を停止させるのか。

どちらもヒステリーを防いでくれそうであるということに着眼すれば、思考をフル回転させることと思考を停止させることは同義なのだろうか。

というように収集がつかなくなりそうなので、ここで終わります。

P.S.

今日の一曲。

ZORN / かんおけ [Pro. O.N.O(THA BLUE HERB) / Dir. 飛沫] Official Music Video ℗2017 昭和レコード
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