
自由に使える時間とお金があったとしても、それらをうまく使いこなせず、退屈するようであれば、それは教養がないということで、残念なことである。
時間やお金を自分の充実感に転化できる能力というのは、そもそもが無教養な私のような凡夫にとって、一朝一夕で身につけることができるものではなく、やはり試行錯誤が必要だと思うのだけれど、その試行錯誤の中で最近これはええじゃないか!と感動したものがホットサンド用のフライパンであーる。
このホットサンド用のフライパンは食パン一枚が丸々入る構造になっているため、パンの耳を切る必要がまったくない。
パンに片面にバターを塗り、バター面を下にして当該パンをセットする。
そんでもってその上に粒マスタードを塗りたくる。
そんでもってチーズやハムやトマトやスクランブルエッグや千切りキャベツやブラックペッパーやマヨネーズを搭載する。
そんでもって片面にバターを塗ったパンをもう一枚用意し、バター面を上にして当該パンを具材を上に乗せる。
そんでもってホットサンド用フライパンを閉じ、都市ガスが吹き出るガス台の上で弱火〜中火で加熱する。
するとどうだ、まじでいい感じのホットサンドが出来上がる。
それを食べながら、そして時折インスタントコーヒーを飲みながら、ベランダの洗濯紐にぶら下がった靴下やヒートテックを眺めながらぼさっとする。
するとどうだ、全身が弛緩してきて、まじでいいわー、みたいな感じのニュアンス的な情念が湧き上がってきて、いやー、働くのだりぃわ、それはそうと今日は何をしようかしらん、といい感じの1日のスタートを切ることができる。
今日は何をしようかしらん。
簿記の勉強は朝飯前にもうした。
簿記は問題を1日2問だけ解くようにしている。
最近だんだんとピンとくるようになってきた。
どんなにぼんくらでも少しづつやっていけばある程度まではなんとかなるなる鳴門海峡なのかもしれない。
今日は何をしようかしらん。
本を読んで、筋トレをして、喫茶店でまた本でも読もう。
P.S.
もうすぐ花粉の季節ですね。