干し椎茸パウダーを作れるようになった

上司にフードプロセッサーなるものをもらったのだけれど、私はこれまでの人生においてそのような上級調理器具を扱ったことがない。従前の食材処理器は包丁とピーラーと腕力のみである。

もらったのはいいものの、実際にフードプロセッサーで何が作れるのかしらん、と調べてみたが、ひき肉、ポタージュ、コールスローサラダ、私の目を引いたのはその程度で、独り身の凡夫としては、ひき肉は買った方が楽勝だし、ポタージュも大量に飲むわけでもないし、コールスローサラダ作るくらいならキャベツの千切りでオーケーというわけで、全然活用できへんやん、どないしよう、と途方に暮れていたのだけれど、諸行無常の理によって、突然がらどうの脳髄内に閃いたのが、干し椎茸パウダーであーる。

私は去年父を亡くし、その際、悲しい時にはおいしい味噌汁を飲まないとだめどす、と干し野菜セットを同僚の粋な中年マダムに頂いたのだけれど、その際、当該中年マダムは市販の干し野菜一式に加え、お手製の干し椎茸パウダーをくれた。

干し野菜を使った味噌汁は手軽でとんでもなくおいしかった。

それ以降、私は干し野菜をつかった味噌汁をほとんど毎日飲んでおり、干し野菜がなくなると自分で作るようにしているのだけれど、干し椎茸パウダーについては、野菜を粉砕する術も知恵も持ち合わせていないが故に作ることができないでいた。

だがしかーし、諸行無常の理によって、フードプロセッサーが舞い込んで来て、野菜を粉砕できない状況が野菜を粉砕できる状況へと一変した。まじで諸行無常。

私は早速お徳用椎茸を大量購入し、それを適当に切り、万能干し網に並べ、ベランダに吊るした。

これから一週間ほどかけて当該椎茸をカラカラにし、フードプロセッサーで粉々にするつもりである。

以上

P.S.

小松菜も干したい。

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