比叡山に登りたい係員各位

糞尿まみれのエアウィーブの上。諸行無常の理により、体は老化し病に侵されもう動けない。

おいどんの人生もここで終わりでごわすかー。どんな人生だったかしらん。

小学生から大学生に至るまで納税奴隷洗脳教育を受け、その後納税奴隷労働に従事し、その成れの果てがこの有様である。

というのは、絶対に嫌でござんす、洗脳教育と労働のみで彩られた人生なんてまじで嫌でやんす、と思い立ち、僕は比叡山に登山をしに行ってきた。

前日より快眠。朝早くに目が覚めた。カーテンを開けると絶好の雲のかかり具合。

まさに好機。今日こそは行ったるどー、とフルーツグラノーラをがらんどうの胃袋にかき込み支度を整えバスに飛び乗った。

バスと電車を乗り継いで辿り着いたのは修学院駅という駅で、ここから歩いて比叡山の山頂を目指す。

修学院駅を出るとすぐに案内板があり、その案内板に従って修学院離宮を目指して行けば、なぜか知らないが、雲母坂という登山口に辿り着く。

そこからずんずんずんずん登っていく。

途中でバニラビスケットを食らう。

装備品は業務スーパーの水とファミマコレクションの麦茶とお菓子と長時間労働により鍛え上げた肉体。

休憩をはさみながら1時間半くらいで山頂に到着。

延暦寺をぼさっと見学し、イカフライを食らい、次は滋賀の坂本方面へ山を下りていく。

1時間ほどで下りきり、最寄り駅で着替えを済ませる。

電車で京都へと戻る。

このように文章で書くとあっけないものではあるが、実際に山を登ったり下りたりしている間は汗が吹き出してきて、決して楽ではないが心地のよいものである。

僕は登山自体にはあまり興味はないのだけれど、遍路道や熊野古道、比叡山の修験道など古道というものにどことなく惹かれてしまう。先人たちが生活のため、あるいは信仰心から何百年、あるいは千年以上も歩き続けた道を歩いていると、この道を実際に切り開いた凡夫たち、整備し続けてきた凡夫たちに敬意の念を抱かざるを得ず、本当にすごいなー、よくもまぁ、こんな道を作ったよなー、と感心してしまう。

延暦寺の御朱印には全く興味が湧かなかったが、帰路の途中で仕事猫のガチャガチャを見つけたので300円を投入し、仕事猫フィギュアをゲットした。

そのフィギュアをもって比叡山登頂の記念品とし、当該仕事猫フィギュアは今後職場の我がデスク上に奉ることにする。

P.S.

自然の中で体を動かすと満足度が高い。

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