肩こりに悩んでいる係員各位

このブログは「すこやかな忘備録」と謳っているわけなのだけれど、日常的に労働に従事するようになって1年と数カ月が経つ今現在、僕の肩には「こり」が生じており、当該肩こりは僕が志す健やかな日々の大きな障壁になっている。

肩こりが生じている根本的な原因の大半は労働に従事しているという事実に帰することができるのだけれど、十分な資本や有用な生産手段を持たない凡夫は労働の魔の手からは逃れられない。

というようなことは半分本当で、半分嘘でもあると思うのだけれど、ここでは長時間労働特化型納税奴隷の特権である思考停止機能をフル活用し、その手の思索はせずに、労働者の労働者による労働者のための肩こり解消法を一介の凡夫である僕ががらんどうの脳髄をフル回転させて編み出したのでここでそれを紹介させてもらうさかい。

肩こりの原因は労働であーる。

とするならば、労働をやめてしまえば肩こりの問題は一挙に解決するのだけれど、我々係員が日々直面している問題は肩こりだけではない。

我々係員は資産と負債の区別ができないが故に、トヨタのハリアーのための借金、大東建託の住宅のための借金、エポスカードのリボ払い等の資産のように見える事実上の負債を多分に抱え込んでしまい(ちなみ僕は車も住宅も所持しておらず、リボ払いとは無縁だ)、それらの支払いが日々の厳然たる喫緊の課題であり、それ故に労働を放擲して肩こりを解消するという選択をもっていないのであーる。

んじゃあ、労働の鎖を断ち切ることなく肩こりを解消するにはどうすれば良いのか。

バンテリンを塗りたくる。

それも一つの解決策かもしれないが、その手の手段は根本的な解決策ではなく、その行き着く先は労働とバンテリンの無限ループであり、それだとダイコク薬局の思うツボだよね。

んじゃあどうしようかしらん、と考え始めた瞬間に閃いたのが懸垂です。

懸垂を日々の生活に組み込み、背中や肩を日常的に鍛え上げることでコリッコリの肩こりをフルフルのフルボッコにしちゃおうよ、と思い立ったわけですな、ぼかぁ。

思い立ったら即行動!

というのができれば僕は今現在、長時間労働特化型納税奴隷として生きる係員ではないわけであるからにして、うだうだの長考の果てにようやく「ぶら下がり健康器具」の購入に踏み切ったわけなのだけれど、配達されてきた当該ぶら下がり健康器具を苦労して組み立て、部屋の片隅に設置し、背中をバキバキに鍛えたるどー、と意気揚々と懸垂をやってみようにも、一回もできひん。ネバギバの精神でものすごく頑張って試みても、一回もできひん。

まいっちゃった。

しかーし、三島由紀夫の『葉隠入門』に収められている『「葉隠」名言抄』にて述べられているように、奉公人、すなわち今日のサラリーマン、すなわち今日の長時間労働特化型納税奴隷とは、「起き上がり人形だと心得ているべきである」ため、僕は先人の知恵を準用し、これから毎日ぶら下がり健康器具に立ち向かっていきたい。

そう決意して数週間が経ち、今もぶら下がり健康器具に挑み続けているのだけれど、数回ほどの懸垂を試みようにも補助用のチューブがなければ未だにままならないが、その時間はなかなかいい時間である。

できそうでできないことをできるようにするための時間、すなわち、ささやかな自己研鑽の時間を持つことは健やかな日々にとって重要なことなのかもしないどす。

P.S.

『反逆のルルーシュ』おもろいで。

タイトルとURLをコピーしました