係員とモノ

10年ぶりに新調した財布はガチガチのカジノ

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僕にとっての人生の大恩人である亡き祖母は、毎日使うものに金は惜しむな、と言っていた。

しかしまぁ、現実というのは残酷で、その現実を直視すれば、僕は一介の底辺係員で、ついつい金を出し惜しんでしまうのだけれど、それではあかへんど、とこの度は祖母の教えに則り、妥協することなく財布を新調することにした。10年振りの新財布である。

購入したのはポーターのカジノという財布で、値段は約3万。楽天で購入したので、ポイントが5000ポイントほど付いた。このポイントは毎月の積立NISAに余すことなく充てられるため、実質約2万5千円の出費となる。

このポーターのカジノという財布、最高級の皮をふんだんに使って最高峰の職人さんの手により作られているのだけれど、まじでガチでムチな作りとなっている。

なぜかというと、使い始めは皮がガチガチで、カードの出し入れ、札の出し入れ、小銭の出し入れにこれまでに経験したことのない苦労を要するからです。

財布を開くとみしみしと音がなり、水平には開いてくれず、床屋の紙製のカードを差し入れようとすると、ぎちぎちに跳ね返し、難なく折れ曲げてしまう。

最高である。

これは最低でも楽勝で10年以上は使うことを想定した財布に間違いなく、このような質実剛健な品物にお金を使い、それを大切に扱い、その品物をもって日々を気持ちよく過ごせば他のものに目移りせずに長期的に節約できる、よかろうもん、という祖母のアドバイスの真意を体現できるからだ。

ネットにはこの財布に関するレビューがあり、その中には使い始めのあまりの使いにくさに不平不満を漏らしていたり、柔らかくなる前に別の財布に鞍替えしてしまった人たちも散見され、まぁ、そういう人もいるだろうなー、という感想以外何も思い浮かばなかったが、僕はこのカジノのくらい癖のある製品の方がどことなく楽しいのではないかと思えてしまう。

今使っている財布を10年以上使っていて、ちょいと変態的な係員の方々にはおすすめの財布です。

P.S.

今日の一曲。

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